最新版 v1.36:macOS(Apple Silicon)・Windows x64でビルドと起動を確認済み(2026/11/04)。
GoProのテレメトリ(GPS/速度など)やダッシュボード風の情報を、動画にオーバーレイ(合成)するためのGUIツールです。
GoProのMP4・360度映像に加え、DJIドローンのSRTと飛行ログにも対応しています。
time4tea さんの超素晴らしく超ありがたい gopro-dashboard-overlay をGUIで簡単に使えるようにしました。
Windows / macOSに対応しています。
このリポジトリは GPL-3.0 で公開しています。LICENSE を参照してください。
以下は v1.36(Windows版) の画面と動作です。Modeで用途を選び、ファイルを追加して Start を押します。
| モード | 必要な入力 | 処理 |
|---|---|---|
| DRC(Merge + Overlay) | GPSデータを含むGoPro MP4(1本以上) | リスト順に結合して1本にオーバーレイ |
| 360 Overlay (.mp4 + .360) | 同名の書き出し済みMP4と元の.360 | ペアごとに元のGPSデータを使ってオーバーレイ |
| Overlay (MP4) | GPSデータを含むGoPro MP4(1本以上) | 結合せず、1本ずつオーバーレイ |
| DJI (SRT / Flight Log) | DJI MP4・同名SRT・対応する飛行ログTXT | 撮影日時で同期し、1本ずつオーバーレイ |
長時間撮影で分割されたGoPro動画などを、1本のMP4に結合してGPS・速度・地図などを表示するモードです。
Add MP4または右側のファイルリストへのドラッグ&ドロップでMP4を追加します。Merge files (order)の表示順が結合順です。撮影順に追加してください。不要な行は選択してDeleteキーで削除できます。- 表示項目・解像度・エンコーダを選び、
Startを押します。
Load File List またはTXTのドラッグ&ドロップでも読み込めます。TXTには1行1パス、またはffconcat形式の file 'パス' を記載してください。相対パスはTXTの保存場所を基準に解決します。読み込むと現在のリストがTXTの記載順で置き換わります。
出力名は 先頭のMP4名_output.mp4 です。GPSデータは元の動画ごとに読み込み、結合後の動画の時間軸に合わせて表示します。
出力映像の例:
GoPro Playerなどで画角・キーフレームを設定して書き出したMP4に、元の.360ファイルのGPSデータを使ってオーバーレイするモードです。
- 元の.360から、カットや速度変更をせずフル尺のMP4を書き出します。
- MP4と.360の拡張子を除いた名前をそろえます。例:
GS010001.mp4とGS010001.360。 Add .mp4 / .360またはドラッグ&ドロップで両方を追加します。- 右側の
MP4・360欄にペアが表示され、Pairs foundが増えたことを確認してStartを押します。
複数ペアをまとめて追加できます。ペアごとに 元ファイル名_output.mp4 を出力します。カットや速度変更をしたMP4では、映像とGPSがずれるため、先にフル尺の動画で処理してください。
出力映像の例:
GPSデータを含むGoPro MP4を、結合せず1本ずつ順番にオーバーレイするモードです。
Add MP4またはドラッグ&ドロップでMP4を追加します。MP4 batch listに追加された動画を確認します。- 表示項目・解像度・エンコーダを選び、
Startを押します。
動画ごとに 元ファイル名_output.mp4 を出力します。複数の動画を別々の完成動画にしたい場合はこちらを使います。
DJIドローンのMP4に、SRTの撮影日時と飛行ログTXTを同期して、飛行情報を表示するモードです。現行GUIでは、MP4と同名のSRT、撮影時刻に対応する飛行ログTXTの両方が必要です。
準備するファイルの例:
撮影フォルダ/
DJI_0001.MP4
DJI_0001.SRT
DJIFlightRecord_....txt
- 編集・速度変更前のMP4と同名のSRT、RC 2などから取り出した飛行ログTXTを同じフォルダに置きます。
Add MP4 / SRTまたはドラッグ&ドロップでMP4を追加します。同名のMP4があるSRTを追加しても登録できます。- タイムゾーンをSRTの撮影日時に合わせます。日本で撮影した場合は
Asia/Tokyoです。 - 暗号化されたTXTの初回読み込みでは、
DJI SDK Key(初回復号用)にDJI Open APIのキーを入力します。 - 必要な表示項目にチェックを入れて
Startを押します。
SRTの撮影日時から対応するTXTを自動選択し、バックグラウンドで復号します。対応するTXTが複数ある場合は停止するため、必要な飛行ログだけを同じフォルダに置いてください。復号結果は端末内にキャッシュされ、同じTXTの再利用時はキー入力・通信が不要です。SDK Keyはファイルに保存しません。JSONを用意する必要もありません。
動画は結合せず1本ずつ処理し、元ファイル名_output.mp4 を出力します。
表示できる情報:
- 日付・時刻、GPS座標、速度、標高、現在地マップ、飛行経路マップ。
- DJI専用の14項目:バッテリー残量・温度・電圧・電流、飛行経過時間、相対高度、上昇・下降速度、ホーム地点からの距離、累積移動距離、GPS衛星数、上り・下り通信強度、飛行モード、スティック位置。
- 水平速度・上昇下降速度は km/h、通信強度は5本のアンテナで表示します。飛行モードはN/S/C/M、スティックはモード2固定です。ホーム地点は飛行ログから取得します。
初期状態では全項目が選択されています。不要な項目のチェックを外してください。GPS Lock / GPS AccuracyはDJIでは表示せず、GPXによる補完にも対応していません。
ログより動画が冒頭・末尾で最大5秒長い場合、その区間のログ値は空欄にし、SRTの情報は継続して使います。それ以上の時刻ずれ・範囲外や、ログ途中の1秒超の欠損がある場合は処理を止めます。セル別電圧・寿命推定・残り飛行時間などは表示しません。
Output folder で保存先を選択します。Save in input file folder をオンにすると、入力MP4と同じフォルダへ保存します。DRCモードでは先頭のMP4のフォルダ、360モードでは各ペアのMP4のフォルダが保存先になります。
Windows版では Software、AMD Radeon (AMF)、Intel QSV、nVIDIA NVENC、macOS版では Software と Apple HW (VideoToolbox) を選択できます。起動時に利用可能か確認し、使えないハードウェアエンコーダは選択できない状態になります。
画面の Output Resolution で選択します。
- Original (No Transcode):事前の解像度変換を省略し、入力の解像度でオーバーレイします。4K専用ではありません。
- 2K (1920x1080):横幅1920pxを基準に、縦横比を保って変換します。Overlay / DJIモードでは入力幅が1920px以下なら事前変換を省略します。DRC / 360モードでは2Kを選ぶと事前変換を行います。
Originalでも、オーバーレイを合成した完成動画のエンコードは行います。
全モードで x1・x5・x10 を選べます。x1 は通常速度のみ出力します。x5・x10 は通常速度の完成動画に加え、元ファイル名_output_timelapse_x5.mp4 などの倍速動画を作成します。
日時オーバーレイに使用するタイムゾーンを選択します。デフォルトは日本(Asia/Tokyo)です。海外で撮影した動画では、たとえばフィンランドなら Europe/Helsinki を選択してください。地域名を使うため、夏時間も自動的に反映されます。DJIモードではSRT内の撮影日時の解釈にも使います。
GPSロガーの .gpx ファイルを指定できます。GoPro GPSが正常な地点はそのまま使用し、
GPSロックなし、DOP不良、異常速度などで無効になった地点だけをGPXで補完します。
時刻はGPX内のUTC時刻で自動同期し、60秒を超える未記録区間は補間しません。
Delete Temp Files はDRC / 360 / DJIモードに表示されます。オンにすると、処理完了後に結合・GPS抽出・解像度変換などで作成した中間ファイルを削除します。元の入力ファイルと完成動画は残ります。Overlayモードの解像度変換用中間ファイルは、チェック設定にかかわらず完了後に削除されます。
gopro_overlay_GUI.py— メインのGUIツールbuild.spec— PyInstaller でスタンドアロン実行ファイルを作るための specrequirements.txt— Python依存パッケージ一覧third_party/— 同梱しているサードパーティ(FFmpeg、Robotoフォント、gopro-dashboard など)
サードパーティのライセンス詳細は THIRD_PARTY_NOTICES.md を参照してください。
- Apple Silicon Mac(推奨)
- Windows 10/11(推奨)
- Python 3.14 で確認
- FFmpeg は
third_party/ffmpeg/に同梱しています(ffmpeg.exe/ffprobe.exe)
仮想環境の準備:
python -m venv venv
venv\Scripts\activate依存パッケージをインストール:
pip install -U pip
pip install -r requirements.txt同梱の spec を使ってビルド:
PyInstaller -y build.spec出力は dist/ 配下に生成されます(フォルダ名は spec の内容に依存します)。
補足:
- この
build.specはthird_party/配下の同梱物(FFmpeg、フォント等)を参照しビルドしています。- パスを変更した場合は
build.spec側も合わせて修正してください。
仮想環境の準備:
python3 -m venv venv
source venv/bin/activate依存パッケージをインストール:
pip install -U pip
pip install -r requirements.txt同梱の spec を使ってビルド:
PyInstaller -y build.spec出力は dist/ 配下に生成されます(フォルダ名は spec の内容に依存します)。
補足:
- この
build.specはthird_party/配下の同梱物(FFmpeg、フォント等)を参照しビルドしています。- パスを変更した場合は
build.spec側も合わせて修正してください。
同梱コンポーネント:
-
FFmpeg / FFprobe — Windowsビルドの再配布(
third_party/ffmpeg/) 本リポジトリは Windows向けの FFmpeg バイナリを以下に同梱しています。third_party/ffmpeg/ffmpeg.exe
third_party/ffmpeg/ffprobe.exe
これらは gyan.dev のビルドを再配布しています。
third_party/ffmpeg/ffmpeg
third_party/ffmpeg/ffprobe
これらは evermeet.cx のビルドを再配布しています 。 詳細はthird_party/ffmpeg/LICENSEを参照してください。 -
Roboto フォント —
googlefonts/roboto-3-classic(OFL-1.1、third_party/Roboto/) -
gopro-dashboard overlay script —
time4tea/gopro-dashboard-overlayから無改変で同梱(GPL-3.0、third_party/gopro-dashboard/) 詳細はTHIRD_PARTY_NOTICES.mdを参照してください。
- 本プロジェクト:GPL-3.0(
LICENSE) - サードパーティ:
THIRD_PARTY_NOTICES.mdおよびthird_party/配下の各ライセンスファイルを参照してください。





